昨日は夕方にお客様が集中し4組待ちの状態になってしまいました。寒い中すみませんでした。2番目のお客様は業者様だったのと車でお越しでしたので最後まで待っていただきました。

年末で買取商品の移動、お得意様もお休みで店内が物であふれかえってきました。

アイリングをはじめた9年前から年中無休で営業してきましたが年末年始にお客様があまりに無かったので休みにしようと考える事も実はありましたが全くお客様がこないって事がなかったのでやはり年中無休を貫いてきました。 この二年は人が休んでるときに休まないご褒美も実感できています。

さて、大掃除で出てきた商品は中々の大物が多いため画像には写しませんがそんな中でも撮影しやすい時計のご紹介です。

ロレックスのスポーツモデルサブマリーナ.16610です。お客様が購入し一度もオーバーホールもせず不動になってしまい(壊れた状態)持ち込まれたお時計になります。

お客様も驚かれたそうですが購入した時の倍以上の価格で買取致しました。

許可を得て内部を確認させていただきましたがまず、金属片が見当たり、欠落しているネジが行方不明でオーバーホールだけでは実働にならないのを確認しました。

他店では内部の確認はしていない為修理に掛かる費用を多く見積もるか低く見積もるかの勝負となりますが内部に水が回ってる等致命的な損傷と判断せず結果的に他店より高く買取りできると伝え成約いただきました。

少し掘り下げますが内部が見えず動いていない時計。お客様はいくらで買いますか?何十年時計を修理してきたプロでも内部を見ずに状態が分かる方など居ません。もちろん竜頭を回したり振ったりで予想はできますが予想に反した場合の修理費用の差額は非常に大きなものになります。なので、内部の確認をし少しでもリスクを無くす作業は本来必須です。ですが時計の内部を開ける技術、調子を確認する高額な機械を揃えるなどはハードルが高く見た目で買取する店が多くあります。ですがこれって大きく損をしてしまう事が増えます。大きな損をした経験のある店は内部が確認できない時計をどのような形で買取するようになりますか???想像できたと思います。

アイリングは時計の調子を見る高額な機械、時計を直す工具、時計を修理する技術がございます。

目の前でしか作業をしませんしお客様からも大変信頼いただける方法を伝え許可を得て作業し.査定を行います。

一度でも他店で時計を査定に出した方は一度アイリングの時計査定にお越しください。根拠のある、納得いただける査定ができていると思います。